【選択】保育の場のための心理学  社会科学 心理学

 

■講習概要

 

保育実践における子ども理解、子どもたちの学びのプロセス、保護者との関係の構築、保育者の専門性などについて、主として発達心理学の理論、研究成果の視点と実践における様々なエピソードの視点の両面から学ぶことを目的とする。特にヴァスデヴィ・レディの「二人称的アプローチ」を中心に検討していくことによって、かかわりあう保育の実践の省察を深め、今後の保育の手がかりを得る機会としたい。

 

 

 

■講師

 

岩田 恵子(玉川大学教育学部教授)

 

 

 

■講習内容

 

1 二人称的アプローチ

 

レディの提唱している「二人称的アプローチ」について理解する

 

佐伯の提唱している「学びのドーナツ論」について理解する

 

共感、ケアをとおして学んで行くプロセスのありようを理解する

 

2 モノとの対話

 

赤ちゃんがモノとの対話からどのようなことを経験しているかを理解する

 

モノとの対話がまさに学びの世界であることを理解する

 

子どもたちのモノとの対話を支える保育者の姿勢を理解する

 

3 いざこざから考える

 

「いざこざ」の経験の重要性について理解する

 

認知的スキル、社会情動的スキルのフレームワークを理解する

 

道徳性やルールの獲得のプロセスを「いざこざ」の経験の事例から理解する

 

4 協同的な学び

 

「協同的な学び」とは何かを理解する

 

幼い頃から芽生える協同性のありかたを理解する

 

具体的な実践での「協同的な学び」を支える保育者、保護者のありようを理解する

 

5 発達障害の子どもたちの世界

 

発達障害と定義されていることは何かを理解する

 

発達障害と言われている当事者・子どもたちの正解を理解する

 

発達障害の子どもたちへの保育のありようを検討する

 

6 保護者との連携

 

保護者からのいわゆる「クレーム」にどのように応じるかを考える

 

保護者の子ども理解が深まるプロセスを検討する

 

保護者とのよりよいかかわりあいはどのように育まれるかを検討する

 

7 保護者の専門性の発達

 

保育者の専門性とは何かを学ぶ

 

保育者の専門性が深まっていくプロセスを学ぶ

 

ショーンの「反省的実践家」「実践の中の省察」の概念について学ぶ